限られた照明を使って効率的にソファーブースを明るくする方法
総額30万以上の照明を全て無料でレンタルしております
スタジオポッドベースではレンタルいただいた方に無料でスタジオにある照明機材を貸し出しております。
もともと自社でもスタジオを動画撮影として利用していることもあり、照明機材を初めからご用意しております。
実際に自社でよく使うものと、スタジオの広さを考慮して少人数でも取り回しの良い機材をセレクトいたしました。
スタジオポッドベースで使用できる照明機材
・NANLITE FS-300B(90cmソフトボックス)バイカラー
・NANLITE FS-60B (60cmソフトボックス&ハニカムグリッド付属)バイカラー
・GODOX SL-200 ×2 (5600KB モノライト)
この照明は撮影友達から寄贈いただきました!(ありがとうございます!)@lvrlab
こちらにはソフトボックスはない代わりにアンブレラ2つを用意しております。
さらに演出用ライトとして以下も用意しております。
・NANLITE PavotubeⅡ 30X ×2 (長さ114cm)
・amaran P60c
加えてライトスタンド用としてセンチュリー2脚とマンフロット製のライトスタンド2脚の合計4脚用意しております。
ウェイト×2もあります。
あとあまり使用される方は少ないかもしれないですが、万が一三脚を忘れた場合や
まさかのフネを忘れた方のためにマンフロット製のビデオ用三脚とスチール用三脚も2つ用意してあります。
こちら例えば複数台のカメラでの対談等でご利用される場合にも持ち込み機材が少なくなって便利かもしれません。
カウントできるものだけでも30万円以上のもの機材がスタジオレンタル代に含まれておりますのでかなりお得ではないでしょうか?
レンタルの費用と持ち込みの手間が軽減されると思いますのでぜひご活用いただければと思います!
よく使われるソファーブースを明るく使いたい時に照明をどう使えば良いのか
注)前提として弊社は照明部ではないので、これが正しいやり方であるとは限らないのであくまで
一例としてとらえて参考にしていただければ幸いです。
それではまず初めに最終的に設定する仕上がりの写真を見ていきましょう。
好みの部分は置いておいて、ここに至るまでの流れを解説していきます。
最終的にコチラの状態に仕上げていきます。
何もつけていない状態はこんな感じ
夕方4時くらいですが、間接照明のみだと窓の明かりで逆に全体が暗くなることがあります。
そこで、まずはメインの照明をNANLITE FS-300Bにソフトボックスを装着して当てていきます。
ソフトボックス90cmは当スタジオでも広げると結構圧迫感はあります。また重さが意外とあるので
使用する際はセンチュリースタンドの足の一番長い方に向けて、ウェイトを仕込むのを忘れないように気をつけてください。
FS-300Bを照らした状態がこちら
前の状態がこちら
このFS-300Bのライトは出力が350wあり、かなり強力なのでこれ一灯でも十分だったりします。
あとある程度影があった方が良いという方もあるので、ここで止めるかどうかは本当に好みの問題です。
丸窓の部分をもうちょっとちゃんと見せたい時に使う照明の使用例
メインライトでも十分明るくなりましたが、せっかくの丸窓が少し暗くなってるのが気になりましたので
次はサイドから光を当てていきます。
使用するライトはGODOX SL200です。
こちらはマンフロットのライトスタンドに乗せて柱の奥から照らしました。
このライトを入れることで左側が明るくなりました。ちなみにこちらGODOX SL200は光量があるので
この時は10%程度の光量におさえてあります。
続いて逆サイドからも同様に光を当てていきます。
両方当てることで、白の丸窓がだいぶ明るくなりました。
言われなければ気にならないけど、ちょっとこだわる時に使いたいPavotubeⅡ 30X
ここまでの段階で最初と比較するとこんな感じです。
これがこう
ここまででも十分変化はありましたが、もうちょっとだけこだわっていきます。
強いて粗探しをすると、左端の方がが影になって暗いので
こちらは棒状のLEDライト「PavotubeⅡ 30X」を使って光を当てていきます。
カメラから見切れる位置にPavotubeを設置します。114cmとサイズがあるので全体を照らしてくれます。
同様に右側のスピーカーも少し影が乗っている状態なのでこちらもPavotubeで光を当てていきます。
こちらもカメラから見切れる位置でスピーカーに光を当てていきます。
そして最終的に完成したのがコチラ
左端のスピーカー奥と、右側のスピーカーが明るくなったのはわかりますでしょうか?
再度変更前はコチラ↓
もしかすると最終的にPavotubeの光がない方が「味がある」とも言えるかもしれませんが、そこは
ディレクターの好みのさじ加減でご判断いただければと思います。
限られた時間で有効な使い方をしていただければと思います。
時間の制限がある中で探りながら照明を決めていくのはなかなかシビアであると思います。
また費用的に照明部を依頼できない場合などもあるかと思いますのでその際は今回の記事を参考に
そして踏み台としてご利用いただき、素敵な作例につなげていただければと思います!